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あかちゃん、小児の便秘:鎖肛(さこう)の術後のお子さんの便漏れの対策~特に体調が悪いとき、運動や活動時のわずかなもれにはパッドを用いる工夫がおすすめです~

鎖肛(さこう=生まれた時に肛門がない状態)のお子さんの治療ゴールは、グリセリン浣腸を用いて、朝か夜にスッキリ便を出し切り、日中に便が漏れることない状態を目指します。 学校生活や社会生活に支障がないようにグリセリン浣腸を用いた排便トレーニングを継続します。排便のことで困らない状態を目指しますが、すっきり出せる、匂いで恥ずかしい思いをしない、プールや温泉に入れる、などを目指します。 多くの鎖肛(さこう...

小児の便秘:「内服薬(飲み薬)」と「グリセリン浣腸」とでは、どちらが便秘の治療(排便トレーニング)には「よい」のでしょうか?

結論です。 ★「排便のリズムが作れている」ならば「内服薬」でも「グリセリン浣腸」でも、どちらでも大丈夫です。 ★「排便のリズムが作れている」とは ・毎日から1日おきのスムーズな排便 ・スムーズな排便とは、便意を感じたらすんなり排便(5-10分くらいで)できている ・朝あるいは夕方の決まったタイミングで排便している ・トイレで排便(3歳半くらいから)ができる状態です (★排便はリズムですのブログ記...

小児便秘外来の受診方法のご案内

当院の便秘外来について 便秘外来では「便秘がなかなか治らない」と感じているお子さまのご相談や治療を行っております。 例えば、「治療を受けているけれど今の方法でよいのか不安」、「いつになったら治るのだろうか?」、「トイレトレーニングがなかなか進まない」など、長引いているでお悩みは、便秘外来でご相談いだけます。 その他、排便に関連した悩みは何でも大丈夫です。そもそも便秘なのか?、今の排便のままでよいの...

あかちゃん、こどもの便秘:便秘の治療で、食事療法を頑張りすぎなくても大丈夫です。〜小児科・小児外科〜

★食事療法を頑張りすぎてヘトヘトになっていらっしゃるご家族の方へ バランスのよい食事、繊維質の多い食事、水分摂取をこころがけ、あるいはオリゴ糖など便秘にメリットのある治療など、食事療法をとことんやっているのに、、 「便秘が一向に改善しない、、」「こんなに頑張っているのに、先が見えてこない」と、半ばノイローゼになっておられるご家族から多くご相談をいただきます。 今回は、便秘治療における、食事療法の考...

子どもの便秘:嫌がるわが子に無理してでもグリセリン浣腸を続けるべきなのでしょうか?心が折れそうなご家族の方へ。

便秘外来

★まずは、結論から。 心が折れそうになるのですが、 それでも浣腸は続けた方がよいです。 特に2、3歳くらい、イヤイヤ期真っ只中のお子さんのご家族から多くいただく質問です。 力が付いてきて、拒絶が強く、 暴れるので浣腸液が入れられない、、 そして、押さえつけて無理やりやったとしても、なんだか気持ちが辛くなる、 後味が悪い、、 確かにやったほうがよいのは分かるのだけど、この先ずっと続けるのかと思うと...

小児の便秘:地道な排便トレーニングは、 うんち専門医=「パーソナル・トレーナー」と共に練習を続け、少しずつ成果を出していきましょう。

便秘外来

ジムやダイエットでの ★「パーソナル・トレーナー」の役割は、 一人だったら続けることが難しい、 すぐには結果が出ない、 地味で単調、根負けしやすい日々の練習で、 目標を決め、また時に叱咤激励をして、 不安・誘惑に負けないよう、 共に歩み成果を出していくことです。 ★便秘の治療=トレーニングでも同じことが言えます。 便は出ていればよいと考えてしまうと、、 お薬を出してもらい、おうちでやってみて、なん...

小児の便秘:「グリセリン浣腸」で「排便する」ことは、「補助輪」をつけて「自転車に乗る」ことと同じです。「グリセリン浣腸」=「補助輪」と考えていきましょう。

便秘外来

便秘の治療で、 「グリセリン浣腸で排便をさせることに抵抗がある」 「ずっと浣腸をしていて、自分でうんちが出せるようになるイメージが持てない」 という質問を便秘外来でよくいただきます。 いつもこのような例え話をさせていただきます。 自転車が乗れるようになるのに、まずは「補助輪」をつけて練習をします。 最初は「両輪」で練習をして、次第に「片輪」でも乗れるようになり、 そして、補助輪を外し、お母さんお父...

子どもの便秘:排便トレーニングは、筋トレやダイエットと同じです。小児科、小児外科。

便秘外来

便秘の治療に長く関わる中で「排便のトレーニング」は「ダイエット」や「筋トレ」ととても似ていると、常恒感じています。理由をお話しします。 ★「排便トレーニング」は継続すれば効果は確実に出てきます 排便トレーニングも、筋トレやダイエットと同じで、「続ける」ことができたら、結果も少しずつ出していくことができます。 習慣の力は偉大で、繰り返し排便を続けることで、正しい「リズム」や「出す力」が身につき、少し...

小児の便秘:鎖肛(さこう)という重症な便秘のお子さんたちの治療経験から言えること。小児外科医の立場から排便トレーニングは本当に大切だと言えます。

便秘外来

鎖肛(さこう)という病気はご存じでしょうか? 生まれつきお尻の穴がなくて、うんちが出せない病気です。 小児外科で肛門を作る手術をして治します。 手術では、神経や筋肉(肛門括約筋)が極めて少ないため、 このわずかに存在する筋肉や神経を最大限に利用して、 直腸に括約筋を巻き付けるように肛門を作ります。 この病気の難しいところは、そもそもが筋肉と神経が少ないので、 いくら手術で筋肉を巻き付けても、正常な...

赤ちゃん、子どもの便秘:「排便日記」を毎日つけましょう。治療を決めていく目安にもなります。

便秘外来

便秘の治療の大事な柱の一つとして、 「排便日記」をつけることをおすすめしています。 赤ちゃんから大きなお子さんまでとても大事な記録です。 大きなお子さんにとっては励みにもなりますし、 記録することが単調な日々の治療を 支えてくれるものにもなります。 更には今後の治療方針を決めていく上で 大事な記録でもあります。 当院では、治療が必要な便秘と判断し、 排便トレーニングが始まったら、 「排便日記」シ...
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