当院の小児泌尿器科の特徴
1.小児泌尿器科では、
男児では精巣や陰茎の病気(停留精巣、陰のう水腫、包茎、包皮炎など)
女児では卵巣や子宮の病気(陰唇癒合、卵巣のう腫、子宮内膜症など)
を中心に対応しております。
2.夜尿症の治療、指導を行っています。
3.乳幼児検診で、精巣・包皮や女児では会陰部の異常が指摘された場合には、
まずは当院にご相談ください。
- 男児では、精巣の位置の異常(停留精巣、移動性精巣)、包茎が比較的多く見られます。
- 多くの精巣や包皮の問題は、手術が必要になるお子さんもいらっしゃいますが、多くの場合には、経過観察ですむ場合がほとんどです。
- 経過観察の場合でも、常に手術適応の判断をしながら、長期間のフォローが必要となりますので、当院でフォローをいたします。
- 手術が必要となった場合には、都立小児医療センター小児外科に連携いたします。
- 結果的に手術を受けられた場合でも、術後の精巣の成長をフォローしていく必要があります。術後経過も、当院でフォローいたしますので、お気軽にご相談ください。
- また、女児の場合には、検診で陰唇癒合(いんしんゆごう)が比較的多く認められます。この疾患は当院外来での治療が簡単にできますので、是非ご相談ください。