シナジス外来 早産 国分寺市の小児科 小森こどもクリニック

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シナジス 早産
国分寺市国分寺駅近くの小児科 小森こどもクリニック

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シナジス外来

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当院ではシナジスの接種を実施しています。シナジスとは、RSウイルス感染症の重症化を防ぐ注射で、週数が早く生まれた赤ちゃんや生まれつき心臓に疾患がある赤ちゃんが対象になります。

通常は総合病院などの大きな病院でシナジスを接種する場合が多いですが、そうなるとどうしても、遠方にまで通院しないといけなくなることもあります。

当院は、連携病院・他の医療機関(都立小児総合医療センターなど)で生まれたお子様の紹介を受けております。シナジスの接種をご希望の方は当院までご相談ください。

シナジスが対象のお子さん

以下のような早産だった・基礎疾患があるお子さんはRSウイルス感染症の重症化のリスクが高いためシナジスの対象となります。

  • 28週以下の早産だった、現在12カ月齢以下のお子さん
  • 29〜35週の早産だった、現在6カ月齢以下のお子さん
  • 過去半年以内に気管支肺異形成症(BPD)の治療を受けた、現在24カ月齢以下のお子さん
  • 先天性心疾患(CHD)であり、現在24カ月齢以下のお子さん
  • 免疫不全が認められる、現在24カ月齢以下のお子さん
  • ダウン症候群であり、現在24カ月齢以下のお子さん

症状によって、シナジスが保険適応になりますので、シナジスをご検討されている方はまずは当院までご相談ください。

RSウイルスとは

乳幼児に呼吸器感染症を引き起こすウイルスです。冬になると毎年流行し、約8割のお子さんが2歳までには一度はRSウイルスに感染すると考えられています。私たちの日常生活においてとても身近なウイルスです。発熱、鼻水などの症状が数日続いた後、咳がひどくなったり、ゼーゼーやヒューヒューなどの呼吸音を伴うようになります。症状が悪化すると、呼吸困難に陥ることもあります。特に 基礎疾患があるお子さんや早産だったお子さんなどは、重症化しやすいと言われています。

1年を通じて感染がみられますが、特に秋から春頃に流行します。今のところ、RSウイルス感染症に有効な治療薬はありません。

シナジスとは

RSウイルス感染症が重症化すると、肺炎や無呼吸発作のため入院治療が必要になることもあります。シナジスはRSウイルスに対するモノクローナル抗体で、RSウイルスが体内で増殖することを防ぐ働きがあり、RSウイルス感染症にかかっても重症化するのを予防するお注射です。

【接種スケジュール】

注射の効果は約1ヶ月持続するので、原則、流行期の9月から翌年4月の間(ただし流行状況により変動します)に月1回の注射を継続します。ただし、RSウイルスの流行はその年の流行状況によって変わることもあります。

【副反応】

発熱、注射した場所の腫れ、痛み、発疹、肝機能異常、お腹の調子が悪くなる、咳や鼻水などのかぜ症状などがあります。
重大な副作用としてアナフィラキシーがあります。冷や汗、吐き気や嘔吐、全身のじんましん、息が苦しくなる、顔が青ざめる、声が出にくくなるなどの症状が見られた場合はすぐにご連絡ください。

定期予防接種と同時接種が可能です

シナジスはRSウイルスに対する抗体成分を精製して作られたもので、ワクチンとは全く別物です。そのため、他の予防接種との同時接種が可能です。予防接種のスケジュールには影響ありませんので、ご安心ください。

シナジスの接種をご希望の方へ

シナジスの接種は事前に予約が必要です。シナジスの接種をご希望の方は、電話でご相談ください。