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便秘相談

便秘相談

便秘は小児ではとてもありふれた疾患の一つです。しかし、便秘の定義が曖昧なため、医療者も患者さんも便秘に対する捉え方が一定しない現状があります。このため、治療の目標(ゴール)が曖昧となり、何となく治療を受けられているお子さんもいらっしゃるのではないかと思います。

ほとんどは、いわゆる一般的な「便秘症」です。しかし、小児の場合には、年齢による便秘の捉え方や生活環境の違い、また、お子さんごとの重症度も違いますので、一人一人の全体像を把握し、経過観察や治療計画を立てることが大事です。
一般的な便秘は7割のお子さんが通常の治療でよくなりますが、3割程度のお子さんは、難治性で、積極的な治療を長期間で継続する必要があります。

難治性グループは、治療が中途半端だと、おむつが外せない、トイレトレーニングが進まない(おしっこにも影響がでます)、また長期的にはうんちが漏れてしまう生活になることがあります。

どちらの方向に向かうのか常にアンテナをはりながら、経過を見ていくことがとても大事であると考えています。
そして、極めて希ですが、手術などの治療が必要な「原因のある便秘症」のお子さんが、混ざっているので、排便状況に変化があれば、その都度で細かく判断していく必要があります。

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当院の特徴

院長は、小児外科医の経験の中で、都立小児医療センターでこれまで数多くの重度の便秘症のお子さんの治療に当たってきました。現在も、都立小児医療センターで、一般的な「便秘症」以外だけでなく、「原因のある重症な便秘」の代表である、鎖肛やヒルシュスプルング病のお子さんの治療に当たっています。お子さんやご家族と一緒に、現在も排便トレーニングを行い、排便の自立に向けて治療に携わっています。

院長が都立小児医療センターでも診療を行っています

便秘症の中で、本当に治療が必要な「高度な便秘」かどうかの判断をすること、
原因がない場合の重度な便秘のお子さんの「排便トレーニング」を行っていくことが、
当院の役割であると考えています。

万が一、お子さんが重度の便秘であり、精査が必要な場合には、都立小児医療センターにても
院長が、検査や治療の担当や連携をしていきます。

これまで拝見してきたお子さんの中で、いわゆる「普通の便秘」といわれてきたお子さんの中で、
便秘症を過小評価された結果、治療が不十分となり、その後の治療で大変な思いをされているお子さんが
いらっしゃる現場に多数遭遇してきました。

一方で、便秘を過大評価され、不要な心配や治療が課せられてしまう場合もありますので、
お子さんの現状を正確に把握すること、治療経過を継続的にフォローしていくことが大事だと考えています。

当院の治療方針

お子さま一人一人の違いや成長の時期に応じて、「治療の必要のない便秘」なのか「治療が必要な便秘なのか」を継続的に判断します。また原因のある便秘かどうかのチェックを常に行います。
治療を行う場合には、常に「治療の目標」を明確にして治療を行います。
「便秘治療の目標」をお子さんやご家族と繰り返し共有することで、治療の軸がぶれることがなくなりますので、自信を持って治療が進められます。
最終的な目標は「うんちのことでは困らない」生活習慣を身につけていただくことにあります。
排便の治療は、排便習慣を獲得していくための「排便のトレーニング」であるという考え方をしています。
「排便トレーニング」は、その子に合った方法があり、経過によって変わりますし、また、トレーニングなので時間がかかるものであると考えています。
数ヶ月で治療の効果がでる場合もありますし、年単位をかけて治療を進める場合もあります。
焦らず、じっくり行っていくことが必要です。

当院では、このような方針のもとで、お子さまやご家族を支えながら治療を進めて参ります。

現在の便秘治療に不安であったり、じっくり、そして、納得して治療を進めたい場合には是非当院にご相談ください。

ブログ記事では、便秘に関する記事を適宜アップしています。
是非、日々の排便治療のご参考にしていただけましたら幸いです。