★吸入療法には他にも方法があります。
例えば、病院・クリニックでは、「ネブライザー」といってモクモク出てくる煙を吸う方法もあり、小さなお子さんでも吸入することができます。ただし、自宅で行う場合には、吸入器を購入する必要(1万円前後)があります。
★【参考動画】ネブライザーの使い方
また、5,6歳以降のお子さんでは、ドライパウダー定量吸入器(DPI)も使用が可能です。自分の力で粉を吸い込む方法で、特別な装置は必要ありません。
★【参考動画】ディスカス(DPI)の使い方
★【参考動画】タービュヘイラー(DPI)の使い方
★主に年齢により、また慣れによる手技の安定を考慮して、これら3種の方法から吸入方法を選択していきます。
特に、スペーサー(約2千円)、ネブライザー(約1万円)での購入が必要となりますので、これまでの発作や治療経過を考慮して、主治医とよく相談して選んでいくことが大切です。
慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士
小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。