便秘の治療の大事な柱の一つとして、
「排便日記」をつけることをおすすめしています。
赤ちゃんから大きなお子さんまでとても大事な記録です。
大きなお子さんにとっては励みにもなりますし、
記録することが単調な日々の治療を
支えてくれるものにもなります。
更には今後の治療方針を決めていく上で
大事な記録でもあります。
当院では、治療が必要な便秘と判断し、
排便トレーニングが始まったら、
「排便日記」シートをお渡しし、
毎日記録をつけていただいています。
以下の項目を記録していきます
・投薬の情報(いつ、何を)
・食事の時間
・排便状況
浣腸で排便か、自分で排便したか?
うんちをした回数、時間(食事との関係)
うんちの量、硬さ
・おむつかトイレでの排便か
・排便のスムーズさなど
を一日の流れで記録していただきます。
外来受診のたびに、記録を確認し、
治療の軌道修正を計っていきます。
とても多くの情報が得られます。
理想的なパターンは?
排便ペースが決まってくると、
毎日一定のペースで排便しますので、
毎日の記録が全く同じにそろってきます。
一見するとマンネリで単調な日々になるので、
このままでよいだろうかと逆に不安になられることもある
のですが、
「とても頑張っていますね」「上手くいってますね!」
です。
毎日の記録が一定しているというのは、
リズムが作られている証で、とてもよい状況です。
次の段階が見えてくるまでは、淡々と続けていくことが大切です。
当院では便秘専門サイトでも情報を発信しています!
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【医院名】小森こどもクリニック
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慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士
小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。