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赤ちゃんの便秘の定義は?特に新生児から乳児期の排便回数が少ないとき考え方について。

4か月児健診では、便秘の相談をよくいただきますので、このテーマを取り上げました。

新生児期から乳児期にかけては、1日の排便回数は、個人差がとても大きいです。

生まれて直ぐから、2、3日に1回の排便ペースのお子さんもいますし、新生児期には、1日数回以上の排便があり、快便と思っていたら、生後2、3ヶ月になり急に排便回数が減ってくるということも、比較的よく経験します。

結論からお伝えすると、

ひとまずは、赤ちゃんの機嫌もミルク飲みもよくて、体重の増加が順調であれば、一過性のことが多いので、心配しなくてよいことがほとんどです。

なぜこのような違いがあるのでしょうか?

母乳か人工乳の違いや、飲む量、腸もダイナミックに成長していきますので、複合的に個人差が生まれるのだと考えられます。

例えば、母乳では、消化がとてもよいので、便が少なくなり、結果的に、排便回数が少なくなる場合もあります。あるいは、生後3か月くらいにもなると、腸が成長し、うんちが貯められるようになってくるので、うんちの回数が減ってくる場合もあります。

大事なことは、「今」はまだ「本当の便秘」かどうかは分からないので、この時点ではまだ「判定しない」ことです。

過度な心配は不要といえますが、病気が関わっていないかをクリニックで評価をしながら、定期的に経過をみていくことが安全と考えます。
そして、最終的にその子にとっての安全な排便スタイルを見つけていくことが大事であるといえます。

★便秘記事

・赤ちゃんの便秘の定義は?特に新生児から乳児期の排便回数が少ないとき考え方について。

 

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小森こどもクリニック便秘専門サイト

 

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院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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