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小児の皮膚疾患:スキンケアは、ご家族のスキンシップの貴重な機会でもあり、心のケアにもなります!乾燥の季節に保湿剤によるスキンケアをして心も潤わせましょう。

秋もすっかり深まり、寒暖差や乾燥、ダニやカビなど秋のアレルギーの影響が出始め、咳や鼻症状、皮膚の乾燥による湿疹が悪化しやすい時期となってきました。

アトピー性皮膚炎のお子さんはじめ、普段は肌の調子がよいお子さんも、あっという間に皮膚カサカサ、ガサガサ、ボリボリしやすいので、保湿剤によるスキンケアが欠かせない時期に入りました。

ローションタイプ(化粧水)の保湿だけでも間に合わないことも多いですので、軟膏タイプ(乳液)のワセリン、プロペトなども併用しましょう。特に顔や手足の露出部はプロペトの併用もおすすめします。

そして、表題にもお書きしましたが、実はスキンケアは、親子の愛情を育める大切な機会でもあると感じています。普段、家事やお仕事で忙しくて、ハグなんてできていない、というご家庭もあるかもしれません。もしかしたら、知らないうちに、皮膚はカサカサ、ボリボリしているかもしれないです。

スキンシップを通し、少しだけでも体が触れ合うだけでも、幸せホルモンのオキシトシンがでるそうです。肌もツルツルになって、ご家庭も幸せな気持ちで過ごせるので、是非やってみよう!と思っていただけたら嬉しく思います。

お子さんの皮膚がカサカサしていないか、チェックを兼ねて、触れてあげてみてください。これだけでも、十分スキンシップです。そして、カサカサしていたら、お風呂上がりに、保湿剤をたっぷり塗ってあげてくださいね。こんな風に、スキンケアを通して、スキンシップができ、幸せな気持ちが共有できるなら、一石二鳥ですね。

当院では、スキンシップを通した親子のふれあいが大切であるという考え方の「ベビーマッサージ」を開催しております。「タッチケア」により、心も体も健やかに育って欲しいとの考えで、🌟セラピストによる教室開催🌟を行っております。ご興味のある方は当院にお問い合わせください。

院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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