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小児の便秘:「グリセリン浣腸」で「排便する」ことは、「補助輪」をつけて「自転車に乗る」ことと同じです。「グリセリン浣腸」=「補助輪」と考えていきましょう。

便秘の治療で、
「グリセリン浣腸で排便をさせることに抵抗がある」
「ずっと浣腸をしていて、自分でうんちが出せるようになるイメージが持てない」
という質問を便秘外来でよくいただきます。

いつもこのような例え話をさせていただきます。

自転車が乗れるようになるのに、まずは「補助輪」をつけて練習をします。
最初は「両輪」で練習をして、次第に「片輪」でも乗れるようになり、
そして、補助輪を外し、お母さんお父さんが支えてあげて
そっと手を離して、、
気づくと一人で乗れるようになっていきます。

便秘のトレーニングも同じです。
「グリセリン浣腸」=「補助輪」です。

自力で排便ができないときに、最初は「グリセリン浣腸」という「補助輪」をつけて、まずはリズミカルにしっかりとした量のうんちが確実に出せることから練習を始めます

最初は「毎日の浣腸」=「両輪」をつけて排便をして、
次第に自分でもうんちがしっかり出せる日が出てきたら
その日は「浣腸はお休み」して、
うんちが出せなかった日は浣腸をする=「片輪」にしていきます。
慎重に経過を見守りながら、、
自分のだけの力やペースでうんちが出せるようになったら、
「グリセリン浣腸を卒業」=「補助輪とお別れ!」
という流れになります。

便秘の場合には自転車の練習に比べると、
自立できるまでには、長い長い時間がかかります。
本当に根気が必要です。だからこそ、出来るようになると本当に「やった!」です。

やっていること、考え方は自転車が乗れるようになるまでと同じですね!
浣腸をパートナーとして、気長に練習を続けていきましょう。
便秘外来では、うんちの自信がつけられるまで、一緒に伴走します。笑顔で報告してもらえるようになるのが、院長の楽しみの1つです。

 

🔹当院の便秘外来の特徴について

🔹小児便秘外来の受診の方法について

🔹赤ちゃんや子どもの便秘は オーダーメイドの治療方針が成功への鍵

便秘外来

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【医院名】小森こどもクリニック
【住所】〒185-0011
東京都国分寺市本多2-3-3国分寺市商工会館4F
【電話番号】042-322-5585
【診療日・時間】
月~金9:00~12:00/14:00~18:00
土 9:00~13:00
【休診日】水・日・祝日

【ネット予約はこちらから】

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院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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