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子どもの皮膚の病気:汗をたくさんかく夏だからこそ、保湿剤でスキンケアをしっかりしましょう。保湿剤は、皮膚を強くして、汗による肌あれを予防することが目的です。


★はじめに

まだまだ暑い日が続いており汗による肌あれ(とびひやあせもの悪化)のお子さんが多くいらっしゃいます。
お話の中で、「夏は保湿はしなくてもよい」「あせもは保湿してはいけない」と思っていた、とおっしゃられるご家族も多数おられました。改めて汗の環境での保湿を中心とするスキンケアの重要性をお伝えし誤解を解かせていただきながら、現場で対応させていただいております。

この機会に、今回のテーマをブログで取り上げさせていただくこととしました。

★汗は皮膚への刺激が強く肌あれの原因となります

夏=汗=水分なので、皮膚の水分は足りていて、保湿剤はいらないと誤解されている方が意外と多いように感じます。

汗は、水分が蒸発すると、汗に含まれている塩分やアンモニアが析出し、皮膚への刺激(チクチク、ピリピリ)になります。さらに汗と皮脂が混ざり、ベタついた状態となり、ほこりなどが吸着し、かゆみを悪化させます。
もともと肌が弱いお子さんでは、汗の刺激で一気に肌あれが進行してしまいます。

★スキンケア1~汗をまめにふきましょう

汗は水や湯でしぼったタオルでふいてあげましょうシャワーで汗を流すことも有効ですが、何度も行うと皮脂がとれてしまうのでシャワーのタイミングは、汗まみれ、ホコリまみれのときに行ってあげるとよいです。また保湿剤を合わせて行うことが皮膚のバリア機能を維持する上でも大事です。プールの対応も同じです。
肌あれが悪いときには、環境づくりも大切なスキンケアの一助となります。室温は22~24度、湿度50~55%が快適な環境の目安です。

★スキンケア2~保湿剤を用いましょう

保湿剤は、皮膚のバリア機能を回復させることが目的です。
また、保湿剤は、汗を拭き取ってから使用すると効果的です。

小児の皮膚は夏でも皮脂はほとんど出ていないので、角質の水分量は少なく、夏でも保湿剤による水分の補充は必要です。

保湿をしても、あせも(汗管の出口)がつまったり、あせもが誘発されることはありません。

むしろ、保湿をせず、肌荒れのままでは、汗で肌は一気に悪化します。かゆみを伴わないあせもが、強いかゆみや発赤を伴う湿疹へ進行してしまうことが多々あります。

皮膚を強くするために、保湿剤はしっかり使うことが大切です。
特に、アトピー性皮膚炎のお子さんでは、発汗により症状が悪化することが多いため、夏は入念なケアが必要となります。

★夏のスキンケアの目標

スキンケアを行って、肌を丈夫にツルツルに保ち、汗に負けない肌作りをすることです。
保湿剤をしっかり使って、皮膚の基礎づくりをしましょう。
そして、あせもをかゆみの強い湿疹にさせないようにすること、とびひにならないようにしていくこと
お肌のことでは困らない、快適な夏を過ごせるようにしていきましょう。