★赤ちゃんにとっては自然なことです
ほとんどの赤ちゃんは、生後2、3ヶ月になると、自分で手を口にもっていき指しゃぶりをするようになります。特に眠いときや、おなかが空いているときによくみられます。
★3歳ころまでは心配ありません
指しゃぶりは3歳頃までは気にしないでください。
いろいろなことに興味を持ちはじめると、いつの間にか、指をしゃぶることは忘れていきます。ちょっと不安なとき、寂しい時、また、夜眠るときに指しゃぶりをすることがありますが、無理してやめさせようとしたり、しかったりしないでくださいね。歯並びや噛み合わせなど、歯への影響は心配しなくて大丈夫です。
★4歳をすぎたら、そろそろやめさせていきたですね
この頃になると、歯並びやかみ合わせに影響がでてくることがあります。
保育所や幼稚園で友達とうまく遊べないとか、家庭内でしかられることが多い、などが指しゃぶりの原因となっているかもしれません。ゆったりとした時間、愛情やふれあいを通して、心配ごとや不安を解消してあげることが大切です。
慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士
小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。