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赤ちゃん、子どものお薬の飲ませ方、坐薬の使い方

★液体薬(シロップ)の飲ませ方

乳児の場合には、市販のスポイト、注射器などで与えてあげましょう。舌の上に何回かに分けて垂らしてあげましょう

スプーンでの離乳食が摂取できる年齢では、スプーンにシロップを入れ、数回に分けて与えてあげてください。

・どうしても嫌がるときは、スポイト、スプーンを少し奥の方まで入れてあげると、飲み込んでくれると思います

★粉薬(ドライシロップ)の飲ませ方

粉薬はひとくちで飲める量の水で溶かし、シロップのようにして与えてください。

※1回分のミルクに混ぜると、全部飲まなかったり、ミルク嫌いになる場合もあるので、少量のミルクに溶かして薬を与え、それからミルクを与えるとよいです。

赤ちゃんの場合、少量の湯ざまし(水)で小さなお団子にして、上あごや頬のうち側にこすりつけ、その後、水、湯ざまし、ミルクなどを与える方法もよいです。

・少し大きくなって、粉薬が苦手なお子さんは、薬を飲ませるための市販のゼリーを混ぜて、飲ませてあげるのもよいです。

・また、パンに塗るチョコレートクリーム、ジャム(粒のあるいちごよりりんごがよい)、アイスクリーム、ゼリーが評判がよいです。均一に混ぜるより、粉を挟むようにして、スプーンに乗せて食べさせるとよいです。

・牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品に混ぜると苦味が和らぎます。スポーツドリンクやジュースに混ぜると、かえって苦味が強くなることがあります。粉薬を水に溶かし、凍らせて与えるという方法もあります。

◎赤ちゃんでは母乳やミルクの前に薬を飲ませるとよいです。
◎食事がとれなくても、お薬は飲みましょう。

※食後はお腹がいっぱいで飲めなかったり、食べたものと一緒に吐いたりすることがあります。特別な指示がない限り、食前・食後にこだわらず、時間になったら飲ませてあげてください。

★坐薬の使用方法
ベビーオイルや食用の油(オリーブ油など)を少量坐薬につけ、それを潤滑剤としてお尻の穴にいれてあげましょう

※お尻の穴にゆっくり挿入し、しばらく軽く指で押さえてあげると吸い込まれていきます。すぐに出てきてしまった場合には、再度入れなおしていただいて大丈夫です。10から15分くらいして便がでた場合にはある程度吸収されていますので、指示された時間を空けてから、症状が持続している場合には、再度使用しましょう。

院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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