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赤ちゃんの外科疾患:舌小体短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)の当院の治療方針について

舌小体短縮症を治療するかどうか悩まれているご家族の方へ 舌小体を治療(膜を切開する手術)をするかどうか、悩まれているご家族が多くいらっしゃると感じており、悩みの解決の一助となればと思い今回の記事を書きました。 当院の考え方ですが、 切開することのデメリットが少なければ 切開の治療をして、しっかり舌が出せるようにしておくことは意義がある、と考えています。 赤ちゃんの間(歯が生える生後6、7ヶ月く...

よくある小児の外科疾患:肘内障(ちゅうないしょう)、肘の関節の脱臼(だっきゅう)について。突然、痛がって腕を動かさなくなって発症します。

★肘の脱臼は頻度の多い子どものけがです お子さんが手を引っ張られた後などに、痛がって腕を下げたまま、動かさなくなることで発症します。 ・突然道路に飛び出しそうになり、手をつかんで引っ張った ・遊んでいて不意に手をついた、 ・赤ちゃんが寝返りをしたあとから腕を動かさなくなった、 という経過で発症することが多いです。 ★原因は? 肘の靱帯から肘の外側の骨(橈骨頭)が「はずれかかる」ことによって起こ...

赤ちゃん、子どもの外科的病気:臍ヘルニア(出べそ)の圧迫療法の工夫

臍ヘルニアは自然に治ることが多く、 1歳までに8割、2歳までに9割のお子さんは治ります。 治ったという定義は、 1.ヘルニア門が閉じている(泣いたときにお臍が膨らんでこない) 2.見た目がきれい(くぼんだお臍になっている) という2点を考慮する必要があります。 まずは 1.ヘルニア門が閉じている状態であれば、医学的には合格なのですが、 さらには、 2.見た目がきれい、ということも大切だと考えます...

赤ちゃん、子どもの外科的な病気:舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)とは?

★舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)とは? 舌の裏側の真ん中で口の底に向かっているヒダを舌小帯(ぜつしょうたい)といいます. このヒダが生まれつき短いことがあり,これを舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)といいます. ★舌小帯短縮症で何が問題なのでしょうか? 舌小帯が短いために、舌の運動が制限され、哺乳や摂食の障害、また言葉の障害がおきる場合があることです。 ただし、舌小帯短...

赤ちゃんのお尻のただれ、腫れ(はれ)、膿(うみ)がでる原因:肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは?

肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは ★どんな病気でしょうか? 肛門の周囲が化膿して、赤く腫れあがる病気です。 大部分がおむつを当てている赤ちゃんで、特に下痢やうんちの回数が多い赤ちゃんに多い病気です。 1歳以下で、男児に圧倒的に多く(9割以上)見られます。 生まれたばかりで、ばい菌に対する抵抗力が弱いためと考えられています。 ★ばい菌は、主に2つのルートからお尻に入り込みます。 ルート...