栄養外来-詳しい治療内容と費用-
栄養外来-詳しい治療内容と費用-

当院の栄養外来では、まず保険診療を基本として診察を行います。
保険診療の診察や一般的な検査では特定が難しい不調の背景には、ご本人も気づいていない「栄養素の過不足」が隠れている可能性があります。当院では、そうした体の状態を可視化するため、詳細な血液検査に基づく「分子栄養学的アプローチ」を自費診療にてご提供しています。
薬で症状を抑える対症療法とは異なり、食事や栄養素を用いて体の中から不調の原因にアプローチし、人が本来持つ自然治癒力を高めることを目指す治療法です。
現在の日本の保険制度は、主に「病気」の診断や治療が対象です。病気と診断される前の「未病」の状態や体質改善を目指すための詳細な検査・専門的な栄養指導は、保険の適用外となります。
保険診療の枠組みだけでは難しい、一人ひとりに寄り添った根本的なアプローチをご提供するために、自費診療のプログラムをご用意しています。
※保険病名がつく場合は保険診療の対象となります。
当院の栄養療法は完全予約制です。
ご予約
まずはお電話にてお問い合わせください。当日の流れを詳しくご説明します。
※初診時に血液検査を行います。成人の方は検査前8時間の絶食にご協力ください(15歳以下のお子さんは食事制限不要です)。
初診・問診
専用の問診票にご記入いただき、お悩みの症状や普段の食生活、ライフスタイルについて詳しくお聞かせいただきます。
血液検査(詳細な栄養解析)
約60項目にわたる詳細な血液検査データを、分子栄養学の視点で専門的に解析します。一般的な健康診断では見逃されがちなタンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンB群などの過不足を正確に評価します。
通常の健康診断との違い
通常の健康診断は、肝機能や腎機能といった臓器の「病気」を調べるのが主な目的です。一方、当院の栄養解析は、体の機能を分子レベルで評価し、「不調の根本原因」を探ることを目的としています。同じ血液検査でも、読み方がまったく違うのです。
たとえば、肝臓の数値(AST・ALT)が「低い」ことは、一般的な健診では問題視されません。しかし栄養の視点では、ビタミンB群の不足を示すサインとして非常に重要です。「数値が低い=良い」とは限らない——この視点の違いが、隠れた栄養不足の発見につながります。
結果説明・治療方針の決定
血液検査のデータに基づき、「栄養解析レポート」として現在の栄養状態をわかりやすくご説明します。その上で、一人ひとりに合わせた食事プランや最適な医療用サプリメントをご提案します。
再検査・カウンセリング(3〜4か月後)
治療開始後の体調変化やお悩みを伺い、必要に応じてプランを調整します。治療効果を客観的に確認するため、初回検査から3か月後の再検査をおすすめしています。
| 項目 | 費用(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| 基本検査(初回) | 22,000円 | 血液検査(約60項目)、栄養解析・サプリメント提案、お食事ガイド、結果説明カウンセリング |
| 再検査 | 19,800円 | 血液検査(約60項目)、栄養解析 ※結果説明カウンセリングは含みません |
| 項目 | 費用(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 医師による栄養相談 | 3,300円 / 10分 | 検査結果の詳しい説明、治療方針のご相談など |
| 栄養カウンセラーによるカウンセリング | 1,100円 / 10分 | 食事の工夫、生活習慣の見直し、サプリメントの飲み方など |
※栄養カウンセラーは、オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)の資格を持つ専門スタッフです。
※相談時間は内容に応じて20〜30分程度になることもあります。
月々 約2,000円〜30,000円
※症状や検査結果、ご予算に応じて必要なものを個別にご提案します。すべてを一度に始める必要はありません。
※医薬品レベルの品質管理基準(GMP)を満たした医療機関専用品のみを使用しています。
医学博士・小児外科専門医・指導医
慶應義塾大学医学部卒業後、都立小児総合医療センター外科医長を経て2018年に開院。小児外科専門医として25年以上にわたり子どもたちの消化管を診てきた「お腹の専門家」。年間延べ20,000人以上の診療、便秘外来では年間5,000組以上の実績を持つ。腸の構造と機能を熟知した外科医の視点と、分子栄養学の知見を融合させた栄養療法を実践。
オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)NPO法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会認定
お子さんだけでなく保護者の方の栄養状態にも目を配りながら、ご家庭で無理なく続けられる食事や生活習慣の改善をサポートしています。自身も3児の母としての子育て経験を活かし、寄り添いながら一緒に考えます。
腸を熟知した外科医の目と、分子栄養学の知見。この二つを重ねることで、お子さんとご家族の体の土台を根本から見直すお手伝いができる——このアプローチは、私たちが目指す医療における「第3の軸」だと確信しています。
保険診療という土台に加え、より深く健康を追求する選択肢を持つことで、これまで「体質」や「性格」の問題と片付けられがちだった不調の根本にアプローチできる可能性が広がります。
医学的根拠に基づいた栄養療法で、お子さんとご家族が本来の輝きを取り戻すお手伝いができることに、大きな喜びを感じています。この治療を通じて得られる健康は、お子さんとご家族にとって未来の財産になると信じています。
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