外科(怪我・でべそなど)
外科(怪我・でべそなど)

「これは病院に行くべき?」「手術が必要なの?」
お子さんの体に起きたトラブルを前に、そう迷ったことはありませんか。
当院では、小児外科専門医が外来で直接お子さんを診ています。手術の経験があるからこそできる「必要か、必要でないか」の見極めを大切にしながら、日常のケガからデリケートな部位の悩みまで幅広く対応しています。
気になる症状からご覧ください。
「たかが便秘で外科?」と思われるかもしれません。小児の便秘のほとんどは体質や生活習慣が原因ですが、まれにヒルシュスプルング病(腸の神経がない病気)や鎖肛(肛門の位置の異常)といった手術が必要な疾患が隠れています。こうした外科的疾患を見逃さない目を持ちながら便秘診療を行っていることは、当院の大きな特徴です。
エコー検査でお腹の状態を評価し、外科的な病気が疑われる場合は速やかにご紹介します。機能性便秘に対しては、腸の構造への理解に基づいた排便コントロールを行います。
詳しくは便秘外来のページをご覧ください。
転んで頭を打った、お湯をかぶった、ドアに指を挟んだ——
子どもの日常には突然のケガがつきものです。小さな傷でも、適切な初期対応が傷あとの仕上がりを大きく左右します。
傷口をしっかり洗い、湿潤療法(潤いを保ちながら治す方法)で痛みを抑えつつきれいに治すことを目指します。深い傷は丁寧に縫合処置を行います。トゲ抜きや刺し傷にも対応しています。
1〜5歳ごろに多いケガです。手を引っ張ったり、転んで手をついたりした瞬間に肘の関節が外れかかり、急に泣いて腕を動かさなくなります。
骨折の可能性がなければ、医師の手技で関節をはめ直します(整復)。整復されると痛みはすぐに消え、腕を動かせるようになります。繰り返しやすいので、しばらくは腕を強く引っ張らないようご注意ください。
ボタン電池、コイン、おもちゃの小さな部品——小さなお子さんの誤飲は日常的に起きます。飲み込んだものの種類や大きさによって、経過観察でよいのか、すぐに取り出す必要があるのかが変わります。
レントゲンで位置と種類を確認し、対応を判断します。特にボタン電池やマグネットの誤飲は緊急性が高いため、疑わしい場合はすぐにご来院ください。
向き癖で頭の片側が平らになる「斜頭症」、後頭部が絶壁になる「短頭症」など、赤ちゃんの頭の形が気になるというご相談に対応しています。多くは姿勢が原因ですが、まれに頭蓋縫合早期癒合症という病気が隠れていることもあります。
まず病的な変形でないかを見極めます。姿勢が原因の場合は体位変換やタミータイムの指導を行い、変形が強い場合は当院でヘルメット治療(ベビーバンド)を実施しています。病気が疑われる場合は速やかに専門機関へご紹介します。
詳しくはあたまのかたち外来のページをご覧ください。
「耳の前に小さなイボのようなものがある」「小さな穴が開いている」——生まれつきのもので、副耳(ふくじ)や耳前瘻孔(じぜんろうこう)と呼ばれます。どちらも珍しくありませんが、「どこに相談すればいいかわからない」と悩まれる方が多い症状です。
副耳は見た目が気になる場合、外来での結紮(糸で縛る処置)や切除で対応できます。耳前瘻孔は普段は無症状ですが、感染して腫れることがあり、切開排膿を行います。繰り返す場合は手術が必要になることもあります。
健診で「舌小帯が短い」と指摘された、赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えない、発音が気になる——
こうしたご相談に対応しています。
「短い=すぐ切る」ではありません。症状の程度を総合的に評価し、経過観察やリハビリ(舌の体操)で改善が見込めるかを判断します。手術が必要な場合は、外来での日帰り切開を行います。他院で切開を勧められ迷われている方のセカンドオピニオンもお受けしています。
詳しくは舌小帯外来のページをご覧ください。
赤ちゃんが泣いたりいきんだりするとおへそが飛び出す状態です。約9割は1歳ごろまでに自然に治りますが、放置すると皮膚が伸びて見た目が残ることがあります。
当院では早い段階から圧迫療法を行い、きれいなおへそを目指します。見た目の仕上がりも大切にしながら経過をフォローし、1〜2歳を過ぎても治らない場合は手術のご相談にも応じます。
詳しくは臍ヘルニアのページをご覧ください。
泣いたりいきんだりしたときに、足の付け根(そけい部)がポコッと膨らむ状態です。小児外科で最も多い疾患で、自然に治ることはなく、手術が必要です。
当院では診断と手術適応の判断を行い、手術が必要な場合は連携病院へご紹介します。膨らみが戻らなくなった場合(嵌頓:かんとん)は緊急対応が必要ですので、すぐにご来院ください。
肛門のまわりが赤く腫れて膿がたまる病気で、生後数か月〜1歳未満の男の子に多くみられます。痛みでおむつ替えのときに激しく泣くことがあります。
軽症であれば軟膏と清潔保持で改善します。膿がたまっている場合は切開排膿を行います。繰り返す場合は痔瘻の可能性もあるため、手術の要否を含めて判断いたします。
男の子は包茎の状態で生まれるのが自然です。多くは成長とともにむけるようになりますが、排尿に支障がある場合や包皮炎を繰り返す場合は治療が必要です。おちんちんの先が赤く腫れて痛がる亀頭包皮炎にも対応しています。
段階的なブジー(包皮をむく処置)やステロイド軟膏で対応します。亀頭包皮炎は抗菌薬の軟膏や飲み薬で治療します。
詳しくは小児泌尿器のページをご覧ください。
女の子の小陰唇がくっついている(陰唇癒合)、外陰部の見た目が気になる、処女膜ポリープが見える——
デリケートな部位の悩みは、「どこに相談すればいいかわからない」と最も悩まれる領域です。
陰唇癒合は外来での切開処置や軟膏治療で対応しています。処女膜ポリープは多くが自然に縮小しますが、気になる場合はご相談ください。実際の手術経験に基づいて「正常なのか、治療が必要なのか」を丁寧に見極めます。
詳しくは小児泌尿器のページをご覧ください。
「首にしこりがある」「おでこにコリコリしたものがある」——
お子さんの体にしこりを見つけると、「腫瘍ではないか」と不安になるのは自然なことです。多くはリンパ節の腫れや皮様嚢腫、脂肪腫など心配のないものですが、まれに精査が必要な場合もあります。
触診やエコー検査でしこりの性質を評価し、経過観察でよいのか、精査や切除が必要なのかを判断します。
「こんなことで受診していいのかな」と迷われるような症状ほど、早めに確認しておく価値があります。手術が不要であれば「大丈夫ですよ」と安心をお伝えしますし、必要な場合は速やかにご紹介します。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。
TOP