【子どもの便秘】大人になって困らない排便力を身につけるために、グリセリン浣腸で毎日の練習を続けましょう。|小児科|栄養外来・便秘専門外来なら小森こどもクリニック|根本治療に対応

〒185-0011 東京都国分寺市本多2-3-3
オーケー国分寺店並び、国分寺市商工会館4階A号室

042-322-5585

お電話・問い合わせ042-322-5585 WEB予約 ワクチン・
乳幼児健診の予約
WEB問診
下層メインビジュアル画像(PC)

【子どもの便秘】大人になって困らない排便力を身につけるために、グリセリン浣腸で毎日の練習を続けましょう。

【子どもの便秘】大人になって困らない排便力を身につけるために、グリセリン浣腸で毎日の練習を続けましょう。|小児科|栄養外来・便秘専門外来なら小森こどもクリニック|根本治療に対応

2019年5月22日

【子どもの便秘】大人になって困らない排便力を身につけるために、グリセリン浣腸で毎日の練習を続けましょう。

便秘外来で、「私(親)も排便は1日おきで困っていないが、我が子も体質を引き継いているとしたら、毎日排便させる必要はないのでは?」。だから、「グリセリン浣腸を毎日まではする必要がないのでは?」「本人のペースがあると思うので1日おきでも十分な場合があるのではないか?」、という質問をいただきました。まだまだ先が見えない状況の中、しっかり取り組んでいただいているからこそ、湧き上がってくるお気持ちだと思います。ご質問ありがとうございました。実は複数のご家族から同時期にいただきましたので、記事に取り上げさせていただきました。

毎日のグリセリン浣腸を推奨する理由は、

・トイレトレーニングを順調に進めるため
・子どもの時からしっかりとした排便力を身につけて大人になってもらいたい

という目的があります。

その子にとっての、妥当な排便ペース、つまり、毎日がよいのか、1日おきでも十分なのかは、治療を始める時点では誰にもわからない、という前提があります。

「私がそうだから、この子もきっと1日おきだろう」という推測で、最初から練習量(=排便回数)を減らしてしまうのは、もったいない、と考えています。実際には、ご兄弟姉妹でも快便、便秘の違いは普通にありますし、食生活、環境因子、様々なので、一人一人違います。できれば毎日スッキリしたいです。

もしかしたら1日おきで大丈夫な子かもしれないのですが、せっかく練習していくなら、「まずは毎日出せる排便力」を身につけていくことを目標に、努力をしていくというスタンスのほうが、得られる成果が大きいと思います。できれば、毎日すんなり、しっかり、すっきり出せる力をつけて、自立してもらいたいのです。

「毎日排便できる力」がつくよう訓練をする、だから、「毎日のグリセリン浣腸」を行い「毎日出せる排便リズム」を身につけていくことが、「毎日のグリセリン浣腸」を推奨している理由です。

毎日練習するのと、3日おきに連取するのでは、3倍の練習量の違いが出ると言えます。

これからの長い人生において、しっかりとした排便力(すんなり、しっかり、すっきり出せる)を身につけて大人になっていただきたいと思っています。そのために、排便トレーニングを数年がかりで行う心づもりで行い、妥協せずにしっかり出せるようになるまで、一緒に練習をしていきましょうね。

当院では便秘専門サイトでも情報を発信しています!

小森こどもクリニック便秘専門サイト

 

浣腸の使い方を、もっとくわしく知りたい方へ。 便秘専門サイトに、グリセリン浣腸の安全性(「おしりの傷から成分が入ると危ない」という誤解)と、痛くないための3つのコツをまとめた詳しい解説があります。

👉 【小児外科医解説】子どもの便秘とグリセリン浣腸|「傷から入ると危険?」の誤解と、痛くない正しい使い方

便秘の治療を続けても、手応えが出ないとき。 腸を動かす材料(鉄やビタミンDなど)が足りていないことがあります。当院の栄養外来では、血液検査で体の土台を確かめています。

– 子どもの便秘と栄養|鉄・ビタミンD不足と「入れる順番」
– 栄養外来のご案内

合わせて読みたい関連記事

▶ 子どもの便秘と栄養|鉄・ビタミンD不足と「入れる順番」
お腹の不調が長引くお子さんの背景にある栄養を、便秘専門サイトで解説しています。

栄養のヒントを、LINEで受け取る

子どもの栄養について、診察室では話しきれないことや、「今日ひとつだけできること」を、小森こどもクリニック 栄養の公式LINEで少しずつお届けしています。ご登録いただくと「栄養療法スタートアップガイド」もお読みいただけます。何から始めればいいか迷う方は、ここから受け取ってください。

▶ 小森こどもクリニック 栄養の公式LINEに登録する

「うちの子はどうだろう」と確かめてみたい方へ

毎日の浣腸がつらくなってきたときは、お一人で抱え込まずにご相談ください。当院の便秘外来では、小児外科専門医が、いまの排便の様子とこれまでの経過をうかがい、続けやすい練習の形を一緒に考えます。遠方の方の受診の窓口も、下のページにまとめています。

▶ 便秘外来 受診について(窓口の選び方・ご予約)

ご予約は、当院ホームページの予約システム(デジスマ診療アプリ)から承っています。

▶ 受診のご案内・ご予約はこちら

すでに通院中の方へ:排便の練習は、良い日と戻る日をくり返しながら進みます。気になることは、次の診察でそのままお聞かせください。

院長の本|『うんちが出ない!』(2026年12月9日発売)

小森広嗣『うんちが出ない!』の表紙

この記事でお伝えしていることを、一冊にまとめました。年間5,000人が受診する便秘専門外来から生まれた、子どもの便秘の本です。治療コース契約書・排便カレンダーなど、診察室で実際に使っている道具を5大特典として付けています。

▶ Amazonで予約・購入する

▶ 本の詳しいご案内(便秘専門サイト)

診察室の外の発信

診察室では話しきれないこと、医師が何を考えながら診ているのかを、Xでも書いています。

小児外科医 小森広嗣🩺栄養×お腹 @KomoriKodomoCL

この記事の執筆・監修者

小森こどもクリニック 院長 小森 広嗣(こもり こうじ)

小児外科専門医・指導医、医学博士。慶應義塾大学医学部卒業後、東京都立小児総合医療センター外科医長などを経て、小森こどもクリニックを開院。小児外科の出身として、いまは地域の中で、お腹と栄養の外来を深く追求している。

「成長の感動や喜びをお子さん・ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育てができる社会を創る」ことを自身のビジョンとし、診療と情報発信の両輪で活動している。

▶ 著書:『うんちが出ない!』(英智舎・2026年12月9日発売)

▶ 取材・講演のお問い合わせ:press@komori-kodomo.com

TOP