子どもの便秘:便秘の治療で「たくさん水分をとること」は意義はあるのでしょうか?|小児科|栄養外来・便秘専門外来なら小森こどもクリニック|根本治療に対応

〒185-0011 東京都国分寺市本多2-3-3
オーケー国分寺店並び、国分寺市商工会館4階A号室

042-322-5585

お電話・問い合わせ042-322-5585 WEB予約 ワクチン・
乳幼児健診の予約
WEB問診
下層メインビジュアル画像(PC)

子どもの便秘:便秘の治療で「たくさん水分をとること」は意義はあるのでしょうか?

子どもの便秘:便秘の治療で「たくさん水分をとること」は意義はあるのでしょうか?|小児科|栄養外来・便秘専門外来なら小森こどもクリニック|根本治療に対応

2020年3月25日

子どもの便秘:便秘の治療で「たくさん水分をとること」は意義はあるのでしょうか?

便秘の解消に、「たくさん水分をとること」はどのくらい意義があるのか、便秘外来でよく質問をいただくので記事に取り上げました。

実は、水分は摂取しても、ほとんど、小腸で吸収されるので、便が柔らかくなる、便秘の解消になることは少ないと考えられています。

🔹水分摂取と便秘との関係性については研究発表もいくつかでています。

・Young RJ ,et al. Gastroenterol Nurs. 1998;21:156-61.

・Chung BD ,et al. J Clin Gastroenterol.1999;28:29-32.

研究結果は、水分摂取を多くとっても、尿量が増えるだけで、排便の頻度、硬さ、量には変化がなかったと結論付けられています。

🔹一方で、便秘外来では、水分を摂取するほうが柔らかくなるし、出やすくなると教えてくださる患者さんも少なからずいます。

データがすべてではないと思いますので、実際には、水分は取らないよりは、取ったほうが、多少は出やすくなる場合もあるのかなとは感じています。

🔹ただし、食事療法と同じで、水分療法も、頑張ったほどには効果がないとも言えるので、水を頑張って飲むことはしなくてもよいと思います。

特に寒い時期や、お水を飲むことが好きではないなら、無理しないほうがよいです。

🔹便秘の治療は、とにかく長期戦です。

シンプルで、続けやすい方法を根気よく行うことが大切です。

🔹浣腸トレーニングを根気よく続けることだけでも十分頑張っています!

だからこそ、食事療法、水分療法は、過度にならない程度に、食育の一貫として位置づけ、バランスよく取りれていきましょう。

🔹小児便秘外来の受診の方法について

当院では便秘専門サイトでも情報を発信しています!

小森こどもクリニック便秘専門サイト

便秘の治療を続けても、手応えが出ないとき。 腸を動かす材料(鉄やビタミンDなど)が足りていないことがあります。当院の栄養外来では、血液検査で体の土台を確かめています。

– 子どもの便秘と栄養|鉄・ビタミンD不足と「入れる順番」
– 栄養外来のご案内

合わせて読みたい関連記事

▶ 子どもの便秘と栄養|鉄・ビタミンD不足と「入れる順番」
お腹の不調が長引くお子さんの背景にある栄養を、便秘専門サイトで解説しています。

栄養のヒントを、LINEで受け取る

子どもの栄養について、診察室では話しきれないことや、「今日ひとつだけできること」を、小森こどもクリニック 栄養の公式LINEで少しずつお届けしています。ご登録いただくと「栄養療法スタートアップガイド」もお読みいただけます。何から始めればいいか迷う方は、ここから受け取ってください。

▶ 小森こどもクリニック 栄養の公式LINEに登録する

「うちの子はどうだろう」と確かめてみたい方へ

水分をとっても便秘が良くならないときは、お一人で抱え込まずにご相談ください。当院の便秘外来では、小児外科専門医が、いまの排便の様子とこれまでの経過をうかがい、いまのお子さんに合った治療の組み立てを一緒に考えます。遠方の方の受診の窓口も、下のページにまとめています。

▶ 便秘外来 受診について(窓口の選び方・ご予約)

ご予約は、当院ホームページの予約システム(デジスマ診療アプリ)から承っています。

▶ 受診のご案内・ご予約はこちら

すでに通院中の方へ:排便の練習は、良い日と戻る日をくり返しながら進みます。気になることは、次の診察でそのままお聞かせください。

院長の本|『うんちが出ない!』(2026年12月9日発売)

小森広嗣『うんちが出ない!』の表紙

この記事でお伝えしていることを、一冊にまとめました。年間5,000人が受診する便秘専門外来から生まれた、子どもの便秘の本です。治療コース契約書・排便カレンダーなど、診察室で実際に使っている道具を5大特典として付けています。

▶ Amazonで予約・購入する

▶ 本の詳しいご案内(便秘専門サイト)

診察室の外の発信

診察室では話しきれないこと、医師が何を考えながら診ているのかを、Xでも書いています。

小児外科医 小森広嗣🩺栄養×お腹 @KomoriKodomoCL

この記事の執筆・監修者

小森こどもクリニック 院長 小森 広嗣(こもり こうじ)

小児外科専門医・指導医、医学博士。慶應義塾大学医学部卒業後、東京都立小児総合医療センター外科医長などを経て、小森こどもクリニックを開院。小児外科の出身として、いまは地域の中で、お腹と栄養の外来を深く追求している。

「成長の感動や喜びをお子さん・ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育てができる社会を創る」ことを自身のビジョンとし、診療と情報発信の両輪で活動している。

▶ 著書:『うんちが出ない!』(英智舎・2026年12月9日発売)

▶ 取材・講演のお問い合わせ:press@komori-kodomo.com

TOP