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小児科医が教える!こわがりな子どもでもできる目薬のさし方

お子さんに目薬をさすのって、意外と大変ですよね。


「こわい!」「目を開けたくない!」と泣いてしまったり、ギュッと目をつぶって抵抗されたり…。


そんな時、無理やりさそうとすると、かえって苦手意識が強くなってしまうこともあります。

 

今回は、小児科医としての視点から、こわがりな子でもスムーズに目薬がさせる方法を、やさしいイラストつきでご紹介します。

ステップ1:まずは安心の姿勢から

 

まずは、お子さんがリラックスできる姿勢をとりましょう。


おすすめは、お母さんやお父さんの膝の上に座らせること。安心できる人に抱っこされているだけで、子どもは落ち着きます。

 

お母さんの膝の上に座る子供

ステップ2:目を閉じたまま目頭にそっとポトリ

 

目を無理に開かせようとせず、目を閉じた状態でOK!


お子さんが目を閉じたまま、目頭(目と鼻の間のくぼみ)に数滴、そっと目薬をたらします

 

「目を開けなくてもいいよ」と声をかけながら、優しく行いましょう。

 

目頭にポトリと目薬を垂らす

ステップ3:まばたきで自然に目の中へ

 

目頭にたらした目薬は、まぶたをパチパチすることで、自然と目の中に入っていきます。


「じゃあ、パチパチしてみようか」「大丈夫だよ〜」と声かけをしながら、まばたきを促してみてください。

 

目薬を入れて目をパチパチさせる子供

ステップ4:成功体験が自信に!

 

実際にやってみると、「あれ?痛くなかった!」「目がスッキリした!」と、驚くお子さんが多いです。


一度うまくできたという成功体験が、次回以降のスムーズな点眼につながります。

目薬を頑張れた子供

 

おわりに:無理せず、やさしく、段階的に

 

目薬は、子どもにとって怖いものになりがちですが、


「目を閉じたままでいい」「少しずつ慣れていこう」というやさしいアプローチがとても大切です。

 

小森こどもクリニックでも、診察の中でこうしたコツをお伝えしています。


お子さんとの信頼関係を大切にしながら、無理なく治療につなげていけるよう、これからもサポートしてまいります。

 

子供の点眼の手順を表しています

院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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