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咳が続く秋、子どもの喘息症状にどう対処すべきか?早めの対応が大切!

喘息発作の子供

秋は喘息の季節、診断よりも大事なこと   秋になると、小さなお子さんたちの中には喘息発作でクリニックを訪れる子が増えてきます。この時期、親御さんの中には「うちの子は喘息なのかどうか」と、診断を求める方も多くいらっしゃいます。     しかし、実際には喘息かどうかがすぐに白黒はっきりするわけではなく、いわゆる「グレーゾーン」と呼ばれる状態が多いのです。   ...

花粉症でお悩みの授乳中のお母さまへ 内服できるお薬の情報

梅、桜

今年(2020年)は、特に花粉が多く飛散しており、花粉症がつらいというお子さま、ご家族の受診が多くなっております。   授乳中のお母さまから、「内服できるお薬がないですか??内服しても大丈夫ですか??」とご相談をいただきましたので、記事にいたしました。   授乳中のお母さまが内服できるお薬   妊娠中、授乳中に内服、外用が可能なお薬について、 【国立成育医療センター】...

舌下免疫療法(スギ花粉、ダニ・アレルギー)のご案内

🌟舌下免疫療法とは ・舌下免疫療法は、スギ花粉症とダニのアレルギー性鼻炎で悩んでいらっしゃるお子さまに対して、症状の軽減、あるいは根治が期待できる、唯一の治療法です。 ・アレルゲン免疫療法(減感作療法)の一種で、アレルギーとなる原因物質(スギ、ダニ)を含んだ内服薬を舌下投与し、原因物質(スギ、ダニ)に体を少しずつ慣らし、アレルギー反応が起こらないようにする治療です。 ἱ...

小児ぜんそく:お家で効果的な吸入治療ができるよう、正しい吸入方法を動画で学びましょう(その2)。

★吸入療法には他にも方法があります。 例えば、病院・クリニックでは、「ネブライザー」といってモクモク出てくる煙を吸う方法もあり、小さなお子さんでも吸入することができます。ただし、自宅で行う場合には、吸入器を購入する必要(1万円前後)があります。 ★【参考動画】ネブライザーの使い方 また、5,6歳以降のお子さんでは、ドライパウダー定量吸入器(DPI)も使用が可能です。自分の力で粉を吸い込む方法で、...

小児ぜんそく:お家で効果的な吸入治療ができるよう、正しい吸入方法を動画で学びましょう(その1)。

★喘息の治療の重要な柱の一つとして、ステロイド吸入薬による治療があります。 気管に慢性的な炎症(気管の粘膜がただれている状態)が起きていて、咳やゼイゼイがとても起きやすい状態、すなわち気管が敏感な状態になっていいます。 吸入ステロイドは、このような慢性的にただれた気管粘膜に直接作用して、炎症を沈めてくれます。一定期間、しっかり吸入することで、徐々に炎症、ただれが静まり、発作が起きない状態に改善して...

小児喘息とは-総論-

気管支喘息とは 発作的にヒューヒュー、ゼイゼイという喘鳴(ぜんめい)を繰り返す病気です。 ただし、ゼイゼイ=すべて小児喘息というわけではなく、 ゼイゼイの中でも、「アレルギーが関係する喘鳴」が本来の気管支喘息です。 アトピー型(IgE関与)といわれています。 ハウスダストやダニなどのアレルギーが関与して、 気道が慢性的に炎症を起こしている病気です。 慢性的な炎症とは、常に空気の通り道(気道)の内側...