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赤ちゃん、子どもの発熱:熱の測り方について

  • 公開:2018年4月12日
  • 更新:2022年8月3日
  • 感染症

✔️どこで測ればよいのでしょうか?

 

◎わきの下で測ります(水銀体温計・電子体温計)

くぼみの真ん中で測定しましょう
汗をきちんと拭きましょう
体温計は前下方から後上方に向かって挿入しましょう

 

◎肛門で測るときは、わきの下より0.5-1.0度ほど高くなります。

◎耳式体温計

一瞬で測れるので便利ですが、正しい方法で測定しないと誤差が大きくなります。
・耳垢を取り除きましょう
・赤外線センサー(耳に入る部分)が鼓膜に向かうようにいれましょう
・赤外線センサー部分が汚れたら拭きましょう

 

✔️測定時の注意

・いつも同じところで計りましょう。
・運動後、入浴後はさけましょう
・測定前は10分程度安静にしましょう

※電子体温計で測るとき
最初のブザーは予測値です。そのまま測り続けるとおよそ5分で実測値になります。

 

✔️健康なお子さんの体温

・体温は1日中同じ温度ではありません。朝は低めで、夕方は高めです。

・運動をしたり食事をしたあとは、体温が高くなります。
・赤ちゃんは厚着や暖房などの影響で、高く測れてしまうことがあります
おかしいなと思ったら、しばらくしてもう一度測ってみましょう

 

<正常体温(わきの下)>

乳児:36.3-37.4度
幼児:36.5-37.4度
学童:36.5-37.3度

 

✔️熱があるかどうかは普段のお熱(平熱)を知っておくことも大切です

平熱がどのくらいか知っておきましょう。元気なときに1日4回(朝、昼、夕方、寝る前)、食事前の安静な状態での体温を測ります。
平熱より1度以上高ければ、熱があると考えてよいでしょう。

院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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