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はじめに – 「おしりの傷から成分が入ると危険?」診察室でよくある不安と誤解
「先生、便秘で苦しそうなのは分かるんですが……ネットで調べたら『浣腸の成分が傷から入ると大変なことになる』って書いてあって。怖くてどうしても手が止まってしまうんです」
診察室で、あるお母さんがスマートフォンの画面を握りしめながら、震える声でそう相談してくれたことがあります。 画面には、「溶血」や「腎不全」といった、普段の生活では目にすることのない、恐ろしい医学用語が並んでいました。
大切なお子さんが、便秘でお腹を痛がっている。なんとかしてあげたい。 そう思って必死に解決策を探した結果、飛び込んできたのが「浣腸は危険かもしれない」という情報だったとしたら……。 足がすくんでしまうのは、親としてあまりに当然の反応です。
まず、この記事にたどり着いたあなたに、小児外科医として一番にお伝えしたいことがあります。
「ネット上のさまざまな情報を目にして、不安になるのはとても自然なことです。この記事では、よくあるご質問や不安に対して、医学的な視点からできるだけ分かりやすくお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。」
その上で、多くの子どもの便秘治療に携わる専門家として、科学的な根拠に基づいた「安心」をお届けしたいと思います。
結論から申し上げます。
子どもの便秘治療において、グリセリン浣腸は正しく使えば非常に安全な治療法です。 たとえおしりに切れ痔(裂肛)の傷があったとしても、それが原因で重篤な副作用(腎不全など)が起こることは、通常の治療範囲ではまずありません。
では、なぜネット上では「危険」と囁かれるのでしょうか? そこには、医療現場で使われる「全く別の治療法」との混同や、「一度使うと癖になって、自分で出せなくなる」といった誤解が隠されています。
確かに、ドラッグストアで市販の浣腸のパッケージを見ると「連用しないこと」「常用すると効果が薄れる(いわゆる慣れ)」といった注意書きがあります。 これを見て、「やっぱり癖になるんだ!」と不安になる方も多いはずです。
しかし、この注意書きはあくまで、一般の方が「医師の判断なしに、自己流で漫然と使い続けること」を防ぐための安全策として書かれているものです。
「本当に良い薬や治療法ほど、使い方が重要であり、誤解もされやすい」 これは、医療の世界ではよくある「あるある」です。
適切な指導のもと、出口の詰まりを解消するために「目的を持って」使う分には、浣腸は決して癖になるものではありません。 むしろ、鈍った腸の感覚を取り戻すための有効なリハビリテーションになります。
専門家の指導のもとで正しく使えば、これほど安全で、確実にお子さんの苦しみを救える治療法はありません。 浣腸は本来、決して怖いものではなく、お子さんの排便を助ける「最強の味方」なのです。
この記事では、あなたが抱いた「恐怖」の正体を医学的に解き明かし、今日から自信を持って「おうちケア」ができるよう、正しい知識と具体的な手技を、包み隠さずすべてお伝えします。
これは、不安な「検索の旅」を終わらせ、お子さんの「スッキリした笑顔」を取り戻すための、確かな道しるべです。ぜひ、肩の力を抜いて最後までお読みください。
第1章:グリセリン浣腸とは? – 実は体にある「栄養素」と同じ成分です
「浣腸が怖い」と感じる理由の一つに、「グリセリン」という聞き慣れない化学物質を、デリケートな子どもの体に入れることへの抵抗感があるのではないでしょうか。
不安を解消するために、まずはこの成分の「意外な正体」を知ることから始めましょう。 実は、グリセリンは決して怖い薬品ではなく、私たちの体にとって非常に身近な存在なのです。
1.1. 化学物質?いいえ、実は「エネルギー源」です
「グリセリン」と聞くと、石油から作られた人工的な化学薬品をイメージされるかもしれません。 しかし、実はグリセリンは、もともと人間の体の中に存在している成分です。
私たちの体についている「脂肪(中性脂肪)」を思い浮かべてください。 体がエネルギーを必要とするとき、この脂肪は分解されますが、その際に「脂肪酸」と「グリセリン」という物質に分かれます。
分解されてできたグリセリンは、そのままエネルギーとして燃焼されたり、あるいは肝臓で糖(グルコース)に作り変えられて脳や体の栄養になったりと、私たちの生命活動を支える燃料としてリサイクルされています。 つまり、グリセリンはお子さんの体にとって「得体の知れない異物」ではなく、「体になじみ深い、エネルギーの源」なのです。
さらに言えば、グリセリンはその安全性の高さから、医療以外でも広く使われています。
- 食品: お菓子のしっとり感を出す「甘味料」や「保存料」として(口に入っても安全です)
- 化粧品: 肌を保湿する「化粧水」や「クリーム」の成分として
このように、グリセリンは「口に入れても、肌に塗っても大丈夫」なレベルの安全性を持つ物質であることを、まず知っておいてください。
1.2. 腸の中では「強力なスポンジ」として働きます
では、そんな安全な成分が、なぜ便秘の特効薬になるのでしょうか? グリセリン浣腸が便を出す仕組みを一言で言うなら、「強力なスポンジで水を呼び込む」作用です。
専門的には『高張液(こうちょうえき)』という性質を利用しています。水には「濃度の薄い方から濃い方へ移動する」という性質(浸透圧)があります。 濃度の高いグリセリン液が腸に入ると、周りの粘膜から水分をギュッと強力に引き寄せます。
- 水分を集める: カチカチに乾いた便に水分を与え、外側からふやかして滑りを良くします。
- 腸を刺激する: 急激に水分が集まり腸の容積が増えること、そしてグリセリン自体の刺激で、腸が「出さなきゃ!」と動き出します(蠕動運動)。
- 排便のリズムを作る: グリセリンの刺激で短時間で出し切ることができるため、排便にメリハリがつきます。これが「出す合図」となり、鈍っていた便意やリズムを取り戻すための有効なトレーニングになります。
この物理的な作用によって、飲み薬だけではどうにもならなかった「岩のような便」を動かし、苦しい時間を短時間で終わらせてくれるのです。
1.3. 治療における位置づけ:「ワインのコルク栓」を抜く
なぜ、飲み薬だけでなく、あえて「おしりから入れる」浣腸が必要なのでしょうか?
それは、便秘が長く続いているお子さんの直腸には、カチカチに固まった巨大な便の塊(便塞栓:べんそくせん)が、まるで「ワインのコルク栓」のように出口を塞いでしまっていることが多いからです。
この「栓」が詰まった状態で、上流から水を流す(飲み薬で便を柔らかくする)とどうなるでしょうか?
栓はビクともせず、水ばかりが溜まってお腹がパンパンに張って痛くなったり、栓の隙間から泥水のような便がチョロチョロと漏れ出たり(遺糞症)して、お子さんはさらに苦しむことになります。
治療のスタートラインに立つためには、まずこの「出口の栓」を物理的に溶かして、ポンッと抜いてあげる必要があります。 専門用語でこれを「Disimpaction(ディスインパクション:便塞栓除去)」と呼びますが、この処置のために最も即効性があり、確実な手段がグリセリン浣腸なのです。
第2章:【徹底検証】「傷から成分が入ると腎臓が悪くなる」説の真相
なぜ、これほどスタンダードな治療にもかかわらず、「グリセリンは危険だ」「腎不全になる」という怖い情報が存在するのでしょうか。
この章では、あなたが抱えている不安の根源に、小児外科医として正面から向き合います。 あえて専門的なリスクの話も包み隠さず解説した上で、なぜ便秘治療の浣腸なら大丈夫だと言い切れるのか、その「医学的なからくり」を論理的に解き明かします。
2.1. 噂の出処は「脳圧を下げる点滴」の話でした
実は、ネット上で囁かれる「危険」という情報の多くは、便秘の浣腸ではなく、医療現場で行われる「ある特殊な治療」のリスクが混同されたものです。
その治療とは、「脳圧降下療法(のうあつこうかりょうほう)」です。
これは、脳出血や脳腫瘍などで脳がパンパンにむくんでしまった患者さんの命を救うために行われる治療です。 この時、「非常に高濃度のグリセリン」を「血管の中に直接」、しかも「大量に・急激に」点滴で入れます。
血管の中に高濃度のグリセリンが入ると、強力な「水分を引き寄せる力(浸透圧)」が働きます。これにより、血液中の赤血球から水分が奪われて壊れてしまう「溶血(ようけつ)」という現象が起きることがあります。 そして、壊れた赤血球の残骸(ヘモグロビン)が腎臓のフィルターに詰まると、腎臓の機能が急激に低下する「急性腎障害」を引き起こすリスクがあるのです。
これが、「グリセリン=腎臓が悪くなる」という情報の正体です。つまり、「血管内に大量投与した場合の副作用」の話だったのです。
2.2. 「お風呂の水」と「スポイト一滴」の違い(量と経路の壁)
では、私たちが今悩んでいる「子どもの便秘の浣腸」はどうでしょうか。点滴治療とは、条件が天と地ほど違います。比較してみましょう。
違い①:入れる場所(経路)
- 点滴: グリセリンを「血管の中に直接」入れます。成分の100%が全身を巡ります。
- 浣腸: グリセリンを「直腸(おしり)」に入れます。本来は便を出すためのもので、体内に吸収させるものではありません。
違い②:使う量
- 点滴: 成人の治療では、一度に数百グラムものグリセリンを体内に入れることがあります。
- 浣腸: 子どもの浣腸で使う量は、体重にもよりますが、わずか数十グラム(数十mL)程度です。
「でも、切れ痔(裂肛)があったら、傷口から血管に入るんじゃないですか?」
その通り、傷があればごく微量は吸収される可能性があります。しかし、その量は「浣腸した液全体の、さらにほんの数%にも満たない量」です。
これを水に例えるなら、「お風呂いっぱいの水(点滴)」と、「スポイト一滴の水(浣腸での傷からの吸収)」くらい、体内に入るインパクトが違うのです。
2.3. 体内に入ったグリセリンはどうなる?(代謝の仕組み)
さらに安心材料を加えましょう。そもそもグリセリンは「毒物」ではありません。 実は、グリセリンはもともと人間の体の中に存在している成分(エネルギー源)なのです。
私たちの体についている「脂肪(中性脂肪)」が分解されると、「脂肪酸」と「グリセリン」になります。 万が一、傷口から微量のグリセリンが血管に入ったとしても、人間の体には「肝臓」という優秀な化学工場が備わっています。 「スポイト一滴」程度の量であれば、肝臓が余裕を持ってエネルギーとして分解・代謝してくれますし、余分なものは腎臓から尿として排泄されます。
したがって、浣腸による微量の吸収で、溶血や腎不全といった重篤な中毒症状が起こることは、医学的に見てまずあり得ないと言えます。
実際、世界中の小児医療の現場で、毎日数え切れないほどの浣腸が行われていますが、切れ痔のある子への浣腸が原因で腎不全になったという報告は、通常の医療行為の範囲では聞いたことがありません。
第3章:本当に避けるべきリスクは「我慢」と「穿孔」
ここまで「成分のリスク」について解説してきましたが、私たち小児外科医が現場で本当に気をつけている「リアルなリスク」についてもお話しします。 信頼できる医療情報とは、メリットだけでなくリスクも正しく伝えるものだと考えるからです。
3.1. 本当のリスクは「痛くて出さないこと」の悪循環
私たち専門医が、グリセリンの成分よりも恐れていること。 それは、「傷から入るのが怖い」と浣腸を避けてしまい、硬い便を出し続けさせてしまうことのリスクです。
硬くて太い便が出るたびに、おしりの傷口は無理やり広げられ、激痛が走ります。するとお子さんは「痛いから出したくない!」とさらに排便を我慢し、便はもっと硬く、もっと太くなり、傷はさらに深くなる……。
この「痛みの悪循環(Vicious Cycle)」こそが、お子さんの体と心を最も傷つける、本当の敵なのです。
傷があるから浣腸をしないのではありません。 「傷があって痛がるからこそ、浣腸の力を借りてでも一度スッキリ出してあげて、傷を治すための環境を作ってあげる」 これが、小児外科医としての結論です。
3.2. 手技における最も注意すべきリスク:「直腸穿孔」を防ぐために
成分よりも気をつけなければならないのが、手技(やり方)による事故です。 浣腸のノズルで直腸の壁を傷つけて穴を開けてしまうことを「直腸穿孔(ちょくちょうせんこう)」と言います。 これは非常に稀ですが、緊急手術が必要になる重大な合併症です。
これを防ぐためには、「お子さんが暴れている状態で無理やり入れない」ことと、「正しい体勢とやり方」を守ることが全てです。 次の章で、そのコツを詳しく解説します。
第4章:現場のリアル – 少しでも楽に!痛くない浣腸の「3つのコツ」
医学的な安全性が頭では理解できても、いざ実行に移すとなると、 「泣き叫んで嫌がる我が子を押さえつけて、おしりに管を入れる」 という、親としての精神的な辛さが壁になりますよね。
ここでは、小児外科の現場で私たちが実践している、安全で、かつ痛みを最小限にする浣腸のコツを3つ伝授します。 これを知っているだけで、事故のリスクも減り、お子さんの反応も劇的に変わります。
コツ①:「人肌」に温める
冷たい浣腸液が腸に入ると、その温度差だけで腸がキュッと収縮し、強い不快感や腹痛を引き起こします。 使用前に、容器ごと手で握って温めるか、40度くらいのぬるま湯(お風呂のお湯くらい)に1〜2分ほど浸けて、「人肌(36〜37度くらい)」に温めてあげてください。これだけで、「入ってきた時の違和感」が驚くほど減ります。
コツ②:体勢は「ゴロン」と寝かせて(立位はNG)
お子さんが逃げ回るからといって、立ったまま浣腸をするのは絶対にNGです。 力が入って肛門が締まりやすくなるだけでなく、直腸の角度がきつくなり、先ほどお話しした「穿孔(壁を傷つける)」リスクが高まります。
必ず、「横になって」以下のどれかやりやすい体勢で行いましょう。立って行うのはNGです。
- シムス位(横向き): 左側を下にして横向きに寝かせ、膝を軽く曲げる(教科書的な基本姿勢)
- 膝抱え(仰向け): 仰向けに寝て、両膝をお腹の方に抱え込むポーズ(おむつ交換の姿勢に近い)
- 膝上うつ伏せ(乳幼児向け): 親御さんの太ももの上にうつ伏せに乗せ、足をしっかり曲げてお尻を「ツン」と突き出すポーズ
教科書的には「左側を下(シムス位)」が推奨されることが多いですが、お子さんが嫌がったり暴れたりする場合は、必ずしもこだわる必要はありません。 大切なのは「お子さんの力が抜け、安全に挿入できること」です。これらの中から、親子ともに一番やりやすい方法を探してみてください。
「ゴロンして、お尻の穴さんを見せてね」と声をかけ、リラックスできる体勢を作ることが大切です。
コツ③:出口でしっかり潤滑&ゆっくり挿入
チューブの先端だけでなく、お子さんの肛門の周りにも、ワセリンやベビーオイルをたっぷりと塗ってください。
摩擦を減らすことで、「入れるときの痛み」を最小限にできます。入れるときは、おへその方向に向かって、ゆっくりと優しく挿入します。 もし抵抗を感じたら無理に押し込まず、少し角度を変えたり、「ふーって息を吐いてごらん」と声をかけたりして、力が抜けるのを待ちましょう。
第5章:よくある質問(Q&A)と、便秘治療のロードマップ
最後に、外来でよく聞かれる質問にお答えしながら、治療の全体像をお伝えします。
Q1. 浣腸をするとクセになりませんか?(依存性について)
A. クセにはなりません(依存性はありません)。
グリセリン浣腸は、あくまで溜まってしまった便を物理的に出す「リセットボタン」です。腸の神経を麻痺させるような薬ではないので、必要な時期に使ったからといって、将来自分で出せなくなることはありません。 むしろ、直腸が便でパンパンに伸び切った状態(巨大結腸)を放置する方が、腸の感覚が鈍り、将来的な排便障害のリスクになります。
Q2. 浣腸しても、液だけ出てきて便が出ません。
A. 「栓」が大きすぎるか、奥にある可能性があります。
液だけ出てきてしまった場合でも、少しは便が柔らかくなっていることがあります。数時間空けてもう一度トライするか、それでもダメな場合は、便が大きすぎて出口で詰まっている可能性があります。 無理をせず、小児科や小児外科を受診して「摘便(てきべん)」などの処置を受けてください。
治療のゴールは「自分で出せるようになること」
便秘治療の最終的なゴールは、単に便が出れば良いということではありません。 私たちが提唱する「3つのS」を実現し、お子さんが日常生活や学校生活で一切困ることなく、自分一人で自信を持って排便できるようになることです。
【目指すべき排便の3S】
- すんなり: 痛がったり、長時間いきんだりせず、スムーズに出せること
- すッキリ: 残便感がなく、お腹が軽くなるまで出し切れること
- しっかり: 良い形・良い硬さの便が、十分な量出ること
このゴールに向かって、治療は以下のようなステップで進んでいきます。
- リセット期(今ここ): 浣腸を使って、直腸の「コルク栓(便塞栓)」を完全に出し切り、リセットします。
- 維持期(飲み薬へ): 出口が開通したら、「モビコール」や「酸化マグネシウム」などの飲み薬を使って、便を柔らかく保ちます。この時期は、「毎日スルスル出る」感覚を腸に覚えさせる大切な時期です。
- 学習期: 「痛くない排便」を繰り返し経験することで、お子さんの恐怖心が消え、自然な便意が戻ってきます。
- 卒業: 安定して出せるようになったら、医師と相談しながら薬を減らし、最終的には卒業を目指します。
今は浣腸が必要でも、適切な治療を続ければ、必ず「自分の力で出せる日」は来ます。焦らず、まずはリセットから始めましょう。
まとめ:正しい知識は、不安を消す「お守り」です
この記事でお伝えしたかったポイントを整理します。
- グリセリン浣腸は、おしりに傷があっても安全に使えます。(点滴とは量も経路も違います)
- 「傷から入って大変なことになる」というネットの情報に、過度に怯える必要はありません。
- 成分よりも「穿孔(ケガ)」に気をつけて、正しい体勢と温めを実践してください。
- 嫌がる子への浣腸は辛いですが、それは病気と戦うための愛情ある行動です。
ネットの極端な情報に振り回されて、目の前のお子さんの「出し切った後の笑顔」を見るチャンスを逃さないでください。 正しい知識という「お守り」を持って、今日から自信を持ってお子さんのケアをしてあげてくださいね。
お子さんの排便の状態は、一人ひとり違います。だからこそ、「今の状態でどこをゴールにするか」「そのためにどんなプランで進むか」も、それぞれのご家庭に合った最適な道筋があります。
どれだけ良いお薬や治療法であっても、使い方やタイミングが少しずれてしまうだけで、思うように治療が進まないこともあります。
ですから、どうか自己流だけで頑張りすぎず、私たち専門家の知恵をうまく利用してください。
「やっぱり家でやるのは怖い」「うまくできる自信がない」という場合も、決して無理をする必要はありません。 現状を一緒に整理し、お子さんにぴったりの治療計画を立て、安心してゴールまで進めるようお手伝いさせていただきます。
私たちは、お子さんと、頑張るお母さん・お父さんの「伴走者」でありたいと願っています。
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この記事の執筆・監修者
小森こどもクリニック 院長 小森 広嗣(こもり こうじ)
慶應義塾大学医学部を卒業後、東京都立小児総合医療センター外科医長などを経て、東京都国分寺市に「小森こどもクリニック」を開設。 現在は、日本でも珍しい小児外科専門医が開設する「便秘専門クリニック」として、年間延べ約5,000人の診療にあたっている。 その実績から、都内のみならず遠方や海外からの受診・相談も多く、セカンドオピニオンも積極的に受け入れている。 丁寧な対話を通じてご家族と「治療のゴール」を共有し、一人ひとりの状況に合わせて治療戦略をカスタマイズする、オーダーメイドの診療スタイルを実践している。 日本小児外科学会認定の小児外科専門医・指導医、医学博士。
「成長の感動や喜びをお子さん・ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育てができる社会を創る」ことを自身のビジョンとし、診療や情報発信を行っている。




