便秘の検査|小森こどもクリニックのこどもの便秘専門サイト|国分寺市の小児科クリニック

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便秘の検査

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便秘の検査

便秘の検査

便秘専門外来ではお子さんの便秘の診断のためにさまざまな検査を行います。

このサイトでも何度もお伝えしておりますが、「便が出ていても便秘」ということがあるのです。こどもたち一人ひとりの便秘の状態を知るために、検査でお腹の中の状態を知ることは便秘の治療を行う上でとても重要なことです。

 

これまでの私の経験の中で、便秘を過小評価された結果、治療が不十分となり、その後の治療で大変な思いをされたお子さんやご家族をたくさん拝見してきています。お子さんの現状を正確に把握したり、定期的にエコーなどで治療経過を確認し、継続的にフォローしてもらえる医療機関で治療を受けることが大切です。

 

お子さんの自宅での排便状況を把握し、定期的にエコーなどで治療経過を確認し、正しい方向性で治療が進んでいるか判断していきます。ズレがあれば、治療の軌道修正しながら前に進めていくことが必須ですので、定期的、継続的にフォローしてもらえる医療機関での治療を受けることが大切です。

ここでは便秘の診断のために行うためにどんな検査を行うのかご紹介します。

 

1.腹部触診

お腹を優しく触って、お腹の中にうんちが溜まっているか確認します。

うんちが溜まっているとお腹の左下の方にコロコロした塊があるのを感じます。

2.腹部超音波診断(腹部エコー)

お腹の上からエコーをあて、お腹の中に便がどれだけ溜まっているか検査します。

また、この検査によって便秘のタイプを見極めます。

便秘のタイプにより治療法も変わってきますので、便秘を診断する上で極めて重要な検査です。また、定期的にエコーでお腹の中野状態を確認することで、現在の便秘の状態、治療の進み具合(排便力)を評価して、それに合わせて治療の調整・修正を行っていきます。

 

3.直腸指診

お尻の穴から指を入れて、便の溜まり具合や、便の硬さを調べます。また、その時に痛みや出血がないかも確認し、お子さんの便秘の状態を評価します。手袋をつけた清潔な手で行い、小さいお子さんの場合小指で行うこともあります。

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