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教科書「みんなで取り組む乳幼児健診(南山堂)」が2018年9月4日に発売されました。院長も執筆を担当しました。

乳幼児健診は、お子さんが健やかに育っていくよう多部門の連携、協力で行なっていくものです。
また、小児科医同士でも、それぞれ得意な分野がありますので、チームによる総合力で、お子さんの成長を見守り、また病気の発見、治療を行っていくことが大切です。

院長は、「小児科」の中で「小児外科」が専門ですので、健診における「小児の外科的な疾患」の執筆を担当させていただきました

実は乳幼児健診においても、外科的に対応すべき病気は多くあり、すべてを紹介しきれませんでしたが、頻度が高いものについて解説をしております。

・新生児「うんち」の色について
(特に、胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう)について)
・嘔吐(吐きやすい)
嘔吐する原因も様々で、常に外科的な病気が隠れていないかを考えて診察をすることが大切です。
・便秘
いわゆる便秘だけではなく、肛門の位置がずれていたり、腸管神経の異常、腸のねじれ、など原因も多彩です。体重が増えていない場合、浣腸しても排便が不十分なときには異常が隠れている場合があります。
・お臍(おへそ)の病気
でべそ、お臍のジクジク、お臍のポリープ、(肉芽:にくげ)などの病気があります。
・精巣の病気
包茎(ほうけい)や精巣の位置がずれている(陰嚢の袋に精巣がない)、停留精巣という病気があります。
・肛門の病気(お尻のおでき)
お尻が腫れて、膿(うみ)がでてくる病気やポリープや痔(じ)などがあります。
・陰唇癒合(いんしんゆごう)
女の子の会陰部が「閉じて」しまっており、おしっこがうまく出せないこともあります。外来での治療が可能です。
・小児のがん
お腹に大きな「おでき」ができることがあります。お腹が他の子よりいつも出ている、、という場合には、お腹を十分に触診し、エコーで検査をすることが必要です。

もし、このような項目で当てはまること、気になっているのだけれど、
相談・解決できていない場合、モヤモヤしている場合は、
院長にご相談ください。

院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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