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子どもの感染症:伝染性紅斑(りんご病)とは

  • 公開:2018年7月22日
  • 更新:2018年7月22日
  • 感染症

★伝染性紅斑(りんご病)とは
伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19によるウイルス感染症です。両頬(ほっぺ)がりんごのように赤くなるので、りんご病とも呼ばれます。小児でよくみられ、特に年長児に好発します。春から夏にかけて流行する傾向があります。一度かかれば、再感染はないとされいます。

★症状・経過
10から20日の潜伏期ののちに、両頬がリンゴのように(あるいは「たたかれた」ように赤くなる発疹が現れます。
・続いて体や手・足に編み目状(レース状)の発疹が広がりますが、これらの発疹は、通常約1週間で消えていきます。
・発疹が長引いたり、一度消えた発疹が日光や運動の刺激などによって再び出現してくることもあります。(再感染しているわけではありません)
・多くの場合、頬に発疹が出現する7-10日前に、微熱や風邪のような症状がみられ、この時期にウイルスの排出が多くみられます。発疹が現れる時期にはウイルスの排出量は低下し、感染力もほぼ消失します。

★合併症
・年長児や成人では腰や膝の関節痛(10%未満、膝に多い)がみられることがあります.
ごくまれに,脳炎・脳症,心筋炎などの合併症を引き起こすことがあります.先天性の溶血性貧血の子がかかると貧血が急激に悪化することがあります.免疫不全状態の子がかかると重症化する場合があります.
妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがあります感染したのに症状が出ない場合(不顕性感染)もありますので,妊娠中に上の子が感染した場合は必ず産婦人科で相談するようにして下さい

★治療
自然になおりますが、かゆみが強いときはかゆみ止めを処方します。関節痛に対しては痛み止めを使う場合もあります。

★家庭で気をつけること
①食べ物:いつものとおりでかまいません.
②入浴:かまいません.ただし熱い風呂に長く入ると赤みが強くなって長びくことがあるので,短時間できり上げましょう.
③運動:運動で体が熱くなったり日光に長くあたると,長湯と同じように赤みが長びきます.

★予防
しばしば家族内感染がおこります(15-35%)。予防には、手洗い、うがい、咳エチケットが有効です。

★登園・通学の目安
頬が赤くなったときには、すでにうつる時期をすぎているので、元気であれば行ってもかまいません。ただし、あまり真っ赤な頬なら数日休ませたほうが無難でしょう。

院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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