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風しんについて

  • 公開:2018年5月21日
  • 更新:2018年5月21日
  • 感染症

◆風しんとはどんな病気でしょうか?
風しんは風しんウイルスによって起る急性の熱性発疹性感染症です。
発熱、赤い発疹、首のリンパ節のはれの三大症状が特徴の病気です。

風しんに感染した人の「せき」や「くしゃみ」などで風しんウイルスが飛び散り、それを吸い込むことで感染します。流行年度には通常春先から初夏にかけて多くの発生が見られ、潜伏期は2~3週間、主な症状は、発疹、発熱、リンパ節腫脹が認められます。熱がでないことも多く、かぜに似た症状で、普通は3日程度で治ります。発疹も発熱も約3日で治ることから、「三日はしか」とも呼ばれます。

関節痛、重症になると脳炎や血小板減少性紫斑病になることもあります。
また大人になってからかかると症状が重く、高熱が持続したり、関節痛の頻度が高いといわれています。

◆妊婦さんが風しんにかかると
妊娠20週ころまでの妊婦さんが風しんにかかると、胎児も風しんウイルスに感染し、目(白内障)、耳(難聴)、心臓などに先天性の病気をもつ可能性があります。この病気を先天性風しん症候群といいます。妊婦さんは麻しん風しんワクチンは受けられないので、生まれてくる子どもを先天性風しん症候群から守るためにも、妊娠を希望する女性だけでなく、周りの人(お父さん、お子さんなど)がMRワクチンを接種して守っていきましょう。

院長 小森 広嗣
記事監修
院長 小森 広嗣
(こもり こうじ)

慶應義塾大学医学部卒業
小児外科学会専門医、小児外科指導医、医学博士

小森こどもクリニックでは、成長の感動や喜びをお子さん ご家族と分かち合い、楽しく安心して子育ができる社会を創ることをビジョンに活動しています。

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